皆様ににおかれましては、益々ご清祥にお過ごしのこととお喜び申し上げます。
橋本は、安全安心のまちづくりに全力傾注して活動して参りました。

1.近年の異常気象に対応するために

小山でも、平成27年9月に発生した関東・東北豪雨では、小山を流れる思川西側の一部の地域は、家屋や家財・農機具や農作物に大きな水害が発生しました。現在、与良川には第一・第二の2つの排水機場がありますが、国は思川西部地域の3619haに居住する58000人の湛水害防止に向けて、国営かんがい排水栃木南部地区事業に着手し再発防止に取り組んでいます。

その1つの事業が、排水路を拡幅して、与良川の流末にスムーズに水を流下させ流末に設置されている与良川第一・第二の2つある排水機場を統合して突発的に発生するゲリラ豪雨に対し、設置されるポンプの能力を最大限に活用して遊水地に排出する計画を関東農政局職員より知らされました。その計画は、新排水機場の位置を現在より北側に移動し、揚水するポンプの位置も低くして排水量を増加させ湛水被害を未然に防ぐ計画で、この計画を実施するには新たな用地を確保する必要があります。

橋本は増水で被害が発生する地域住民の安全を最優先に関東農政局と地権者との調整を続けた結果、農水省関東農政局が要望する場所に新排水機場建設用地を確保することができ、新機場の完成後は対象地域に居住する皆様の安全安心の確保ができました。

2.粟宮地区まちづくりに取り組んでいます

小山市消防本部や新市民病院・健康の森、又、小山警察署などが粟宮地域に建設され、2021年には、市立体育館の建設が予定されています。そこで将来の粟宮新都心を目指して、新市民病院を核としたホスピタルシティー作りに向け、5ブロックの粟宮まちづくりに取り組むとともに、公共交通機関を利用して高齢者等の生活弱者が病院の通院や、私用の外出等ができるよう道路等の交通網の整備にも取り組みました、今後も地域の発展に向け継続して取り組んでまいります。

3.高齢社会と、人口減少対策に取り組んでいます

地方の活性化のため地方創生が叫ばれています。小山から若者の流出を抑制し、若者を呼び込むには小山に若者が住みたくなる特色ある施策が必要です。若者には未来に向けた夢があり、家族や子どもがい

ますので、子どもを伸び伸びと健全育成ができる良好な環境が必要です。

私は小山総合公園を核として子どもの健全育成に向けた整備が必要と考えました。そこで、広域保健衛生組合がゴミを焼却して発生する余熱を有効活用し、親子の憩いの場ができる活動を全力で実施し、その一環として総合公園に平成この遊具の東側に水上アスレチック新設予定地30年度末までに整備される、水上アスレチックや、小山総合公園駐車場の西側堤防脇にトイレや、公園駐車場内に歩道整備など、総合公園を核とした子どもの健全育成に努力しています。

4.地元での活動について

給食調理室を改修して、多目的ホールや音楽室として使える部屋に改修されたのはご存知と思いますが、今年は父兄の要望であった小山三小の和式のトイレを児童が使用しやすい洋式トイレに改修されました。又、老朽化により雨漏りが発生している体育館の屋根の整備も実施されました。今後、市内各地域で推進されるコミュニティースクールづくり等の課題も残りますが、児童の登校等の子ども見守り等に参加しました。市内全ての学校に通う子どもたちが、良い環境の中で学習することができるよう、今後においても全力で努力してまいります。

神久保公園へ車で来られる方に向けた、駐車場のスペース設置については、長年にわたり要望し続けた結果、本年度末までに公園の北東の角に身障者駐車スペースを含む11台駐車できることになります。公園北側の木製遊具は、経年劣化により腐り危険な状態になっております、更に築山の上に遊具が設置してあるため見通しが悪く防犯上問題が有ります。安全確保には築山を撤去して見通しを良くしてとの、地域の要望を市と協議し、この度危険な遊具を撤去し、公園内に4つある築山を水平に整地することになりました見通しが良くなることで防犯効果を高めることができて児童が利用しやすい公園となります。

市道30号線の上に架かり遊歩道をつなぐあけぼの歩道橋が、冬の異常低温により、コンクリートが霜げボロボロに崩れて、児童の歩くのが危険な状況になったため緊急に歩道橋を修繕して児童が安全に使用できるよう要望し続け、市に早急工事をして頂きました。また、国道4号線に架かる歩道橋も宇都宮国道事務所と協議して早急に補修作業を行って頂き、子どもたちが安全に通学できるように活動しました。

現在の城南地区は、県道大戦防小山線の交通量が増加しているので、城南交流センター近辺では渋滞が常に発生し、近隣皆様の迷惑になっています。特に城南交番の交差点は常に車の渋滞が発生している状態であるため、地元では渋滞の解消に県道大戦防小山線の拡幅工事を望んでいますので、要望が1日も早く実現できるよう、地元期成同盟と県に出向き、早期着工に向け要望しています。

又、急増する人口とゴミ収集所数のバランスなどに不安定もあり注視して住みよい社会に努めます。

平成30年度も、市の発展に向けて微力ですが日々邁進することが出来ましたのは、皆々様のご指導とご支援の賜物と感謝いたしております。これからも、初心忘れず、日々、「積小為大」の教を基に、小さな問題でもコツコツと積極的に活動し、市内全ての市民が安全安心に生活できることを最優先に取り組み、皆様のご要望を真摯に耳を傾け、市民の願いが形となって暮し易い社会が構築できるよう、これからも粉骨砕身努力してまいりますので、皆様の意見や要望を気楽に話していただけますよう、お願いいたしますとともに、皆々様のご健勝を心よりご祈念申し上げ、活動の報告をとします。